注文住宅を建てるまでの流れをステップごとに詳しく解説!
これから注文住宅を建てたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。注文住宅を建てるまでの流れを理解して、1つずつ丁寧に進めていくと理想の家を建てられるでしょう。引き渡しまでにかかる期間を考慮して、計画を立てていきます。計画倒れにならないように専門家のアドバイスも受けながら進めていきましょう。
注文住宅を建てるまでの流れ
どの工程に時間をかけるべきかを考えて行動しましょう。また、同時並行的に実施できることがあれば先行性を発揮して取りかかりましょう。
予算を考えて情報収集する
住宅ローンを返済するときは、賃貸マンションの家賃と同じくらいの金額を毎月支払うようになります。およそ10年以上の長い期間、毎月住宅ローンを支払うようになるので、ライフイベントを考慮してライフプランニングしましょう。また、長く住み続けているとリフォームすることもあるでしょう。注文住宅を建てるときは、賃貸マンションで生活している頃には発生しない費用がかかるので、そのことも念頭に入れておきます。
土地を探す
自分で土地を探す方法と不動産会社やハウスメーカーに依頼する方法があります。自分が希望する土地が早く見つかるときもあれば、見つからないときもあります。予想以上に時間がかかることも想定しておきましょう。
建築会社を探す
設計事務所、工務店、大手ハウスメーカーなど、たくさんの建築会社のなかから依頼します。地元密着型の工務店もあります。積極的にモデルハウスの見学や相談会に参加して決定しましょう。この際、予算オーバーにならないように注意します。
間取りの設計と見積もり
数社から間取りの設計と見積もりを依頼します。工事内容と費用を照らし合わせて確認しましょう。また、工事内容のみならず、アフターサービスや保証期間なども確認します。
住宅ローンの仮審査
建築会社を決定した後は、家の設計について詳細に打ち合わせします。このときに数万円程度の申込金が必要な場合があるので、事前に調べておきます。また、住宅ローンの仮審査も実施します。
工事請負契約の締結および住宅ローンの本審査
建築会社が提案した工事内容に同意した後に、工事請負契約を締結します。その後に住宅ローンの本審査です。
着工
住宅ローンの本審査が通過した後に着工です。工事中は、重機の音や職人の話し声などが近隣住民に響き渡るので工事前に挨拶します。職人も挨拶に同行してくれる場合があるので、可能であれば依頼しましょう。また、工事期間中は適度に現場に向かいましょう。工事の状況を目で確認したり業者とコミュニケーションをとることで、現在までの進捗状況を確認できます。
完成および引き渡し
引渡し前に施主は不具合がないか立ち合います。問題なければ鍵を受け取り引き渡し完了です。その後、引っ越しして荷物を搬入します。
注文住宅の引き渡しまでにかかる期間
時間に余裕を持って取りかかりましょう。計画通りにいかないことがあるので、そのことはあらかじめ理解しておきましょう。
土地探しから始める場合
遅くとも10か月前には計画を開始します。理想は1年半前です。計画を開始してすぐに希望する土地が見つかるとは限らないので、普段から不動産情報を確認するなどして行動しましょう。そして、空き地がないか探すようにしておきます。希望する土地が見つからなかった場合は、不動産会社に土地探しを依頼するか、土地の形状をカバーする工事を得意としているハウスメーカーや工務店に工事を依頼しましょう。
土地が決まっている場合
現在住んでいる家を解体して、同じ土地に建て直す場合は解体期間を考慮したスケジュールを立てましょう。遅くとも1年前には計画を開始します。理想は1年半前です。解体期間のみならず、家を建て直すときの建築会社の選定や間取りなどを計画する必要があるので、予想以上に時間がかかります。家族などから土地を譲り受ける場合は、遅くとも10か月前には計画を開始します。理想は1年前です。工事前の地盤調査などが終了していれば、建築会社の選定から始められるので時間の余裕があるでしょう。
注文住宅の支払いスケジュール
建築会社から指定された方法で支払います。ある程度手元にまとまった金額を用意しておきましょう。支払いが滞ると工事が先に進まないので迷惑をかけないようにします。
建築費は数回に分けて支払う
建築費は一括で支払うのではなく、3回または4回に分けて支払うのが一般的です。支払い方法は建築会社が指定するので、それに従って支払います。まず、工事請負契約を締結する前の仮契約で費用が発生します。次に、工事請負契約を締結するときに費用が発生します。そして、着工、着工から竣工までの間、竣工後に費用が発生します。
まとめ
初めて注文住宅を建てる人は、分からないことがたくさんあるでしょう。分からないことをそのまま放置しても状況は改善されないので専門家に相談しましょう。また、実際に家を建てたことがある人にアドバイスをもらう方法も有効です。ある程度のまとまったお金と建築会社とのコミュニケーションをしっかりとって理想の家を建ててください。詳細はインターネットで検索して調べてください。