マイホームを購入するメリット・デメリットについて詳しく解説!
これからマイホームを購入しようかどうか迷っている人に、今回の記事はおすすめです。マイホームを購入するときは、住宅ローン、住み替え、タイミングなどについて考慮する必要があります。これからゆっくり検討したいと考えている人も、今すぐ結論を出したい人も、まずは記事を読み進めてメリットとデメリットを理解しましょう。
マイホームを購入するメリット
老後も安心してマイホームで生活できます。賃貸マンションのように家賃を支払う必要がありません。また、レイアウトや間取りなどの自由度が高く、個性あふれる家を建てられます。
満足感と安心感を得られる
安心して老後を過ごしたい人におすすめです。マイホームであれば住宅ローンを完済すると、賃貸マンションのように家賃を支払わなくても生活できます。一般的に65歳を過ぎると収入が減少するといわれています。65歳を過ぎても家賃を支払い続けるのは大変なので、満足感と安心感を得られるマイホームはおすすめです。
家の設計やレイアウトを自由に変更できる
自分好みの設計やレイアウトができます。フルオーダーとセミオーダーの違いはありますが、賃貸マンションと比較すると自由度が高くなります。憧れだった庭のある家や、趣味のバイクを収納するためにガレージを備え付けた家などを建てられるのも魅力です。
また、年齢を重ねるとバリアフリー対応のためにリフォームできます。賃貸マンションでバリアフリー対応は珍しいので、そのあたりも魅力です。
マイホームを購入するデメリット
金銭面の負担と住む場所が限られることがデメリットとして挙げられます。老後まで生活するエリアになるので、住み替えが好きな人には向いていない可能性があります。
費用が高額になる
1,000万円を超える買い物になるので、多くの人は住宅ローンを利用して毎月数万円ずつ返済します。返済期間中に転職や独立開業すると、一時的に収入が減少することが予想されます。それでも住宅ローンの返済を継続する必要があるので、賃貸マンションの生活が苦しくなったタイミングで、現在より値段が安い賃貸マンションに引っ越しするというような融通は利きません。
また、住宅ローンの返済が滞納してしまうと、自分に不利益が生じます。先の見通しが立たない状況でマイホームを購入するので、ある程度お金に余裕があるタイミングにしましょう。
住み替えが難しい
気軽に引っ越しするのが難しくなります。マイホームを購入した土地で生涯暮らす人がほとんどです。子どもの進学や自分の転勤などの理由で住み替えが難しいのは理解しておきましょう。
マイホームはいつ頃購入するのがおすすめ?
30代~40代で購入する人が多いのが特徴です。20代と比較すると収入が増加します。50代以降では老後資金を蓄える必要があります。それらを踏まえると、30代~40代がマイホームを購入するのに適したタイミングでしょう。
毎月6~7万円を住宅ローンの返済にあてられるとき
住宅ローンはローンのなかでも返済期間が長い特性があります。そのため、毎月6~7万円を住宅ローンの返済にあてられることが分かったタイミングで、マイホームを購入する方法があります。
もちろん、住宅ローンの返済だけではなく、リフォームや太陽光発電の設置などに取り組むと、そのたびに費用が発生します。それでも問題なく生活を送れる余裕があることが前提になります。
世帯年収が800万円を超えたとき
世帯年収からタイミングを考える方法があります。統計局の調査によると、住宅ローンを利用してマイホームを購入した人の平均世帯年収が822万円でした。あくまで平均値なので800万円を超えないと購入できないわけではありませんが、参考になる数値です。
賃貸マンションで生活していると余裕が生まれてきたので、マイホームの購入に進んだ人もいるでしょう。
30代になったとき
職場での地位も安定し始め、収入が20代の頃と比較すると増えるタイミングです。そのため、住宅ローンの返済も無理なくできるようになるでしょう。30代でマイホームを建てると、定年を迎える頃には住宅ローンの返済が終了しています。収入に余裕がある人は、30代前半でマイホームを購入しましょう。
結婚や出産のタイミング
家族の人数が決まってくるタイミングでマイホームを購入するのがおすすめです。子どもの人数が分かれば間取りも考えやすくなります。また、エリアの選定も子どもが通う学校の近くで治安がよい場所にするなど、より具体的に計画を立てられます。
職場に電車で通勤するときは駅の近くにマイホームを建てるのがよいかもしれませんが、子どもが生活しやすい環境を優先してもよいでしょう。そのほかにも、スーパーや病院の近くのエリアにするのもおすすめです。
まとめ
マイホームを購入するメリットは、安心感と満足感を得られることと自由度が高いことです。マイホームを購入するデメリットは、費用の負担が増加することと住み替えが難しいことです。メリットがデメリットを上回ったときに、マイホームの購入を検討してみましょう。
また、誰かに相談して具体的なアドバイスが欲しいときは、ハウスメーカーや工務店の相談会やセミナーなどに参加してみましょう。