注文住宅の施工を依頼するハウスメーカー選びのポイントについて解説!
これから注文住宅を建てたいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。ハウスメーカー選びをどのようにすれば良いのか分からない人も多いでしょう。後悔しない選び方を紹介します。まずは、ハウスメーカーに向かう前に自分の条件を整理することから始めてください。1つずつ進めていきましょう。
ハウスメーカー選びをする前に整理するべきこと
いきなり申し込むのではなく、条件を整理します。
条件を整理する
注文住宅の施工を依頼するときに、自分が理想としている家やこだわりがまったくない人はいないでしょう。自分では実現できない理想としている家やこだわりを提供してくれるのがハウスメーカーです。ハウスメーカーごとに得意分野があるので、得意分野と自分が理想としている家のイメージがマッチすれば相性が良いことになります。しかし、注文住宅の施工には費用がかかります。自分の予算に合わせて依頼しなければいけません。ハウスメーカー選びをする前に条件を整理しましょう。
費用および予算
建築費用はハウスメーカーごとに異なります。最近では、手が届く価格で注文住宅の施工を実施しているハウスメーカーがありますが、多くは1,000万円を超える高い買い物となるので、建築費用は少なく見積もるのではなく多く見積もりましょう。また、土地代や手付金なども必要になってくるので、自分の予算と照らし合わせて購入を検討します。住宅ローンの利用を考えている人は10年以上の返済期間となるので、ライフイベントなども考慮しておきましょう。
間取りやこだわりポイント
間取りだけではなく、吹き抜けのリビングが欲しいなどのこだわりがあるでしょう。ハウスメーカーの施工事例をホームページなどで確認すると、自分のこだわりとマッチするかもしれません。こだわりがたくさんある人は、優先順位をつけておきましょう。
また、間取りはハウスメーカーに相談するのがおすすめです。たとえば、子ども部屋を設けるために部屋を1つ増やすのではなく、パーテーションなどの仕切りを上手に活用することで子ども部屋を設ける必要がないというようなアドバイスをもらえることがあります。そのぶんリビングを広く設けられるので広い空間を演出できます。
デザイン
有名なデザイナーが手がけた家に住みたい人もいるでしょう。最近では、モダンスタイルや自然素材を使用した住まいなどが人気を集めています。ある程度デザインを決めておくと、ハウスメーカー選びが楽になります。
注文住宅の施工を依頼するハウスメーカー選びのポイント
自分の理想とマッチするハウスメーカーを選択しましょう。
工法および構造
耐久性や耐震性などは法律の基準を満たしているので安心してください。構造は木造、鉄筋コンクリート、鉄骨があります。工法は在来工法と2×4工法などがあります。木造住宅を建てるのが得意なハウスメーカーや、2×4工法にこだわりを持っているハウスメーカーなどがあります。
坪単価および価格
大手ハウスメーカーの場合、広告宣伝費と中間マージンなどで坪単価が高くなります。しかし、あまりにも安すぎる場合は注意が必要です。さまざまな制約があり自由度が高くない場合があるからです。間取りやデザイン変更は受け付けないこともあるので慎重に検討しましょう。
デザイン
最近では、北欧スタイルやモダンスタイルが人気を集めています。デザインだけではなく、断熱性能に優れていることから1年中快適に過ごせます。自分の好きなデザインを得意としているハウスメーカーを選択しましょう。
アフターメンテナンス
家を建てた後の保証の有無や、無償でメンテナンスしてくれるかどうかを確認します。長期保証とうたってはいるものの実際は対応が良くなかったという例もあるので、実際にサービスを利用している人の意見も参考にしてください。
信頼できるスタッフかどうか
顧客の要望に対して曖昧な回答をする担当者は、後でトラブルになる可能性があります。また、こちらの要望通りに進めてくれない担当者も良くありません。およそ1年は付き合うことになるので相性は大切にしましょう。
ハウスメーカー選びに迷ってしまったら?
人と人との付き合いになります。人間性を見極めましょう。
長い期間お付き合いができるハウスメーカーを選択する
担当者だけではなく、一生付き合える会社かどうかを確認しましょう。企業理念や行動方針なども調べてください。
契約の締結を急がないハウスメーカーを選択する
無理な勧誘や本日中に契約すると特典が付いてくるなどと話をしてくるハウスメーカーは避けたほうが無難です。契約を締結したい気持ちは分かりますが、大きな買い物になるので顧客の気持ちを踏まえていないことになります。
まとめ
自分のなかで条件を整理できたら、ハウスメーカー選びが始まります。この際、ホームページだけではなく、実際にサービスを利用したことがあるクチコミや評価なども参考にしましょう。主観的なコメントがサービス利用者の生の声になります。あまりにもネガティブなコメントが目立つ場合は、サービスの利用を避けたほうが良いでしょう。後悔しないように自分に合うハウスメーカーを選択してください。