マイホーム購入時の保険見直しのポイントについて詳しく解説!
マイホームを購入するときに、保険を見直した方がよいと聞いたことがある方も多いかもしれません。家と自分の体は関係あるの?と思うかもしれませんが、実は住宅購入時に保険を見直すことで、余分な保険料を払う必要がなくなったり、家計に余裕がでたりします。今回は、そんなお得にもつながる住宅購入時の保険の見直しについてみていきます。
マイホーム購入時に保険は見直すべき?
保険は学校の授業でも学ぶことがなく、知識としてなかなか頭に入ってきません。入った方がいいといわれて入った保険でも、詳しい内容の把握や見直しなど、億劫になってしまう方も多いのではないでしょうか?まず初めに、なぜ保険の見直しがマイホーム購入時に必要なのか見ていきましょう。
マイホームを購入する場合、多くの方が住宅ローンを組みます。住宅ローンを組むときには、団体信用生命保険というものに加入をします。これは、住宅ローンを借りた本人が死亡した場合、保険金がおり住宅ローンの返済にあてることができるのというものです。契約者の住宅ローンの支払いが不要になるので、住宅メーカーも損をすることがなく、家族がいる方は家族への負担も減らすことができる、お互いに理に適っている保険システムなのです。
では、なぜ見直しが必要かの理由を説明します。住宅購入以前に、住宅費も考慮して死亡保険金を設定していた場合、住宅費分は団体信用生命保険でまかなうことができます。そうすることで、以前より加入していた保険料を下げることができるのです。また、内容によっては既存の保険は必要なく、住宅購入時の保険で充分という場合もあります。そうなった場合は、保険料をぐっと下げることができるので、保険の見直しが必要なのです。
マイホーム購入時の保険見直しのポイント
では、保険の見直しを行う場合、どのようなポイントがあるのでしょうか?まず、見直すポイントは、今現在加入している保険がどのような内容なのか再確認することです。再確認することで、団体信用生命保険に加入した場合にどの部分が不要になるのか確認できます。内容を把握したら、団体信用生命保険の内容も確認します。住宅ローンでの団体信用生命保険はどれも一緒かと思いがちですが、実は内容は会社によってさまざまです。
死亡時だけの保険の場合や病気によって働けない場合もローン完済が可能な、三大疾病特約付き団信などもあります。もし自分が病気になってしまった場合、働けない上にローンの返済に追われるという状況は誰しもが避けたい状況です。もちろん、病気になった場合の保険に別に入っている場合や、資産がある場合などは死亡保険だけで充分といえます。
それもふまえ、住宅購入時に保険の見直しが大切なのです。不安だからといって、数多くの保険や高額な保険に入って、日常生活が困難になってしまっては意味がありません。日常生活があってこその保険だと考えておきましょう。過剰な保険は生活を圧迫するだけの存在なのです。適切な保険が、よりよい生活を持続させてくれるのです。
実際に保険を見直す際の注意点
保険を見直すにあたって、現在の保険の確認と団体信用生命保険の確認が大切だということはわかりましたが、ひとつ注意しておかなければいけないポイントがあります。それは三大疾病特約付きの保険についてです。三大疾病特約付きの保険は、働けなくなってローンが完済できるなら最善ではないかと思いがちです。しかし、病気の種類が決まっていることや、給付の条件が限定されているといったデメリットもあるのです。
また、住宅ローンの金利に上乗せがあるなど、少し注意したいポイントがあるのです。また、返済期間中は解約ができないという点もあるので、注意が必要です。働けない場合のローン完済の保険に加入したいのであれば、三大疾病特約付きの団体信用生命保険に加入するか、ほかの保険に入るか、死亡保険だけでいいという考えで、死亡保険のみの団体信用生命保険にするか、の選択肢があります。
自身の考えと将来を見据えたマネープランが必要になってきます。マネープランという言葉も、近年よく耳にするようになりました。マネープランは、生活していく上でさまざまな生活の目安になります。マネープランの相談会や保険の相談会は敷居が高いイメージですが、さまざまな場所で気軽に相談できます。未来の不安を少なくするためにもプロに相談してみるとよいでしょう。住宅購入時というチャンスを狙って保険の見直しをしてみることをおすすめします。
まとめ
保険については、周りに詳しい人がいないかぎり、なんとなく入る場合や、おすすめされて入る場合がほとんどです。保険のことをもっと知りたいという人は独自で勉強するかもしれませんが、なかなかそういった人も多くありません。そんな、なんとなく入った保険を見直すチャンスが住宅購入時です。住宅購入時には、団体信用生命保険というものに加入するため、それによって保険料を大幅に下げることができる可能性があります。保険料を下げることによって日々の生活がよりよくなるかもしれません。賢く生活していくために、このチャンスを活用して保険を見直してみましょう。