マイホームを建てる土地を選ぶ際にチェックするべきポイントとは?
これからマイホームを建てることを検討している人に、今回の記事はおすすめです。マイホームを建てるときに必要なのは土地探しです。まだ土地を所有していない人は、土地を探す必要があります。いくつかの方法があるので自分にあった方法を選択しましょう。この際、チェックするべきポイントもあるので参考にしてください。
マイホームを建てる土地を探す前に決めるべきこと
漠然と土地を決めるのではなく、エリアと予算を決めた後に条件を整理します。これらをもとに土地探しが始まるので、しっかり決めておきましょう。
エリアと予算を決める
自分が生活したいと思っているエリアを選択します。駅から近い土地や郊外にあるショッピングセンターの近くにある場所などの条件がある場合は具体的にしておきましょう。また、予算も決めておきます。土地の価格はエリアによって異なるので、予算の範囲内に収まるようにします。
土地の条件の優先順位を決める
子育てによい環境で子どもを育てたい目的がある場合は、学校近くの治安のよい場所が条件となるでしょう。テレワークしやすい家が欲しい場合は、駅から近い土地でなくても大丈夫そうです。このように、家を建てる目的から条件の優先順位を決める方法があります。
土地探しの方法ごとのメリット・デメリット
5つの方法を紹介します。それぞれメリットとデメリットがあります。自分に合う方法を選択しましょう。
不動産会社に依頼する方法
メリットは、顧客から土地探しの依頼を受けた場合に断られないことです。デメリットは、土地探しが得意な不動産会社とあまり得意ではない不動産会社があることです。このため、土地の売買を得意としている不動産会社に依頼しましょう。地元の不動産会社に依頼すると、色々な情報に触れられる可能性があります。
現場に足を運んで探す方法
自分が生活したいと思っているエリアに足を運んで探す方法です。メリットは、エリア内の施設や治安などの街の様子を確認できることです。デメリットは、希望する土地が見つかりにくいことです。運よく自分が希望するものが見つかればよいですが、時間を要するのが一般的です。ほかの方法と併用するのがおすすめです。
インターネットや情報誌で探す方法
メリットは、たくさんの情報に触れられることです。新着情報やおすすめの土地情報などが毎日のように更新されています。デメリットは、サイトの更新スピードは建築会社により異なることです。そのため、すでに土地が売れている場合があります。気になる土地を発見したときは、すぐに連絡しましょう。
土地検索サイトを利用する方法
メリットは、条件を絞って検索できることです。エリアや予算だけではなく、角地の土地などの特性も確認できます。土地の相場も知れるので、効率的に探したい人におすすめです。
ハウスメーカーに依頼する方法
メリットは、家を建てるときの間取りやプランなども踏まえて土地を探してくれることです。また、予算の範囲内に収まるように配慮してくれます。そして、土地を探した後にハウスメーカーを選定する手間がかかりません。ただし、ハウスメーカーは家を建てる会社なので、土地探しだけの利用は断られる場合があるので確認しましょう。
マイホームを建てる土地を選ぶ際にチェックするべきポイント
可能であれば、実際に自分の目で生活するエリアに足を運んでみましょう。街の雰囲気や災害のリスクなどを確認できます。
土地の立地
長い間生活するエリアになるので立地はチェックしましょう。治安のよさやアクセスのよさだけではなく、近隣住民の雰囲気なども観察しておきましょう。スーパーなどに足を運んで商品の価格を確認すると、自分が現在生活しているエリアと物価の違いが知れます。
土地の形と方角
南向きや東向きの土地は、日当たりが良好なので人気を集めています。北向きの土地は日当たりがあまりよくないので比較的安価で販売されています。しかし、開口部が道路に面していないためプライバシーを確保できるようになっているなどメリットもあります。
土地の高低差
道路よりも土地が低い場合、大雨が降ったときに浸水のリスクがあります。道路より高い土地の場合、擁壁工事が必要になる場合があります。また、坂の上に家を建てる場合、毎日のように坂を上り下りするので労力がかかります。
土地の境界線
土地の境界線が曖昧な土地は避けましょう。後からトラブルが発生するかもしれません。境界線の確認方法は、登記簿だけではなく確定測量図や現地で専門家に確認してもらう方法などがあります。
災害のリスク
自治体のハザードマップを確認しましょう。土砂崩れや浸水などのリスクが高い土地は、被害に遭う可能性が高いので避けるほうがよいです。
まとめ
いくつかの方法で土地を探せます。いつまでに家を建てたいのか明確にして土地探しを始めましょう。分からないことがあれば専門家に相談することをおすすめします。
また、ハウスメーカーや工務店があらかじめ決まっている場合は、土地探しも一緒に依頼できないか確認してみましょう。土地探しの手間が省けます。土地探しの詳細はインターネットで検索して調べてみましょう。